真面目に仕事をしすぎると成果が出ないって本当?遊び心の重要性

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日本人は非常に真面目な国民性と言われていますが、そんな日本人の中でも「真面目過ぎる社員」が一定数いるものです。

彼らのような真面目過ぎるタイプの人間は、仕事中は常に全力で、力を緩めることができないのです。

真面目過ぎる人がいることは、一見すると会社にとって良いことのようにも思えます。

しかし、実は「真面目に仕事をしすぎると成果を出しにくくなり、仕事に遊び心を加える人の方が成果を出しやすい」と言われているのです。

この記事では、そんな「仕事で遊び心を開放する重要性」について解説していきたいと思います。

真面目に仕事をしすぎると成果が出ない?

チューリッヒ大学の研究によると、「仕事をひたすら真面目に行う」よりも「仕事の合間にジョークを言うなどユーモラスを交える」方が幸福度も上がり成果も上がるということがわかっているのです。

例えば、あるプロジェクトを「同じ人数で同じような能力を持った2つのグループ」に参加させたとします。

Aのグループには、「とにかく持っている能力をすべて出し切って全力でこのプロジェクトにあたってくれ」と指示します。

Bのグループには、「遊び心を持ってクリエイティブにこのプロジェクトを進めてくれ」と指示します。

この場合、より大きな成果を上げるのは、「B」のグループとなるのです。

とにかく勤務時間の間は真面目に全力で取り組むという人は、集中しすぎて視野が狭くなってしまいがちです。

また、会社という大人数の社員で連携しながら成果を出していく場面においては、「連携力」や「人間関係」が非常に重要です。

どれだけ個人の能力が高くても、人間一人一人の能力にはそこまで大きな差はなく、それよりも、多くの人間が同じ意識を持って連携していくことの方が圧倒的な成果を生み出すことができるのです。

すべての社員が真面目過ぎるくらい仕事に集中してしまっては、同じ意識で連携して大きな成果を上げることはできないでしょう。

そして、仕事の所々で心の余裕を持つことで視野が広がったり、柔軟なアイデアを思いつく確率も上がるはずです。

仕事に遊び心を加えることを意識する重要性

一個人の仕事においても、真面目過ぎるよりも遊び心を持っている方が、柔軟な発想や集中力を保ちながら成果を上げやすいものです。

そして、組織の中の一社員という観点で考えてみても、真面目過ぎるよりも遊び心を持っている方がより大きな成果を上げることができるものです。

ビジネスシーンにおいて、一代で名を上げた起業家は、遊び心を持ちながらクリエイティブに仕事に打ち込んでいる人が多いと言われています。

彼らは、ビジネスにおいて発想力や連携力、人心掌握術が成果に大きく影響することを知っているのです。

組織が大きな成果を上げる時、その場には必ずと言っていいほど「モチベーター」が存在します。

モチベーターとは、組織全員のモチベーションを自らの言動や行動で上昇させる人のことを指します。

例えば、サッカーというスポーツでは、イングランドの名門「リヴァプール」をチャンピオンズリーグや国内リーグの優勝に導いた「ユルゲン・クロップ監督」が非常に優秀な「モチベーター」として有名です。

彼は、非常にまじめに監督という仕事に取り組む一方、無邪気に選手と抱擁したり、ゴールの際は選手以上に喜びを爆発させたりと、「遊び心」を散りばめるのです。

リヴァプールの選手は、そんなクロップ監督の言動や行動を傍で見ることでやる気を高め、個人個人の力やチームとしての連携力が上昇するのです。

一つだけ注意点を挙げるとするならば、遊び心は「多すぎてはいけない」という事です。

基本的には真面目に仕事に取組みながらも、時折遊び心を開放して、ジョークを言ったりボケてみたりするくらいがベストと言えるでしょう。

まとめ

今回は、仕事で遊び心を開放する重要性について解説してきました。

仕事では、時折遊び心を解放することによって視野が広がったり、集中力を維持することができたり、柔軟な発想をすることができるようになります。

また、組織としても、真面目過ぎる社員が集まるよりも、遊び心のある社員が数人でもいる方が、豊富なアイデアが浮かんだりモチベーションを高く維持することができるのです。

「自分はちょっと真面目過ぎるかな」と思う人は、ぜひ明日からでも「遊び心」を意識してみてはいかがでしょうか?