心理学を用いたテクニックを知ると日常の様々な場面で役に立つ

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心理学に詳しくなれば、周りの人や自分自身を思いのままにコントロールできるというイメージを持つ人は多いはずです。

そんな「コントロールできる」というイメージを思い浮かべると同時に、「心理学って難しそう」というイメージを持つのではないでしょうか?

確かに、心理学は「行動科学系の心理学」と「臨床系の心理学」という専門的な知識が必要となります。

心理学を用いて人々の心の問題を解決させる「臨床心理士」は、大学卒業後に協会が指定する大学院修了するか、臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了する必要があります。

この記事では、そんな心理学の中から、「日常の様々な場面で役立つ心理テクニック」を8つ解説していきたいと思います。

心理学は意外と難しくない

冒頭で心理学は専門的な知識が必要なので非常に難しいと言いましたが、心理学のすべてを学ばなければ心理学を用いたテクニックを使えないというわけではありません。

日常の様々な場面で使える心理テクニックを少しずつでも覚えていけば、今よりも幸福度の高い暮らしができるのです。

心理テクニックには1つずつ名前がついていて、その使い方や効果が違うので、自分の生活環境下で使えそうなテクニックを焦らず1つずつ覚えていけば良いのです。

心理学を用いたテクニック

ここからは、具体的に心理学を用いたテクニックについて解説していきましょう。

①リフレーミング効果

心理学の中でも非常にメジャーなテクニックの一つ。

物事の枠組みを一度外して、違う枠組みに変えて見るというテクニックで、仕事やプライベート、自分自身に至るまで様々な場面で使用することができるのです。

例えば、大好きなショートケーキを半分食べた時、「もう半分食べてしまった」と思ってしまいますが、「まだ半分ある」とリフレーミングすることで同じ量にもかかわらず感じる印象が違ってくるのです。

②カリギュラ効果

カリギュラ効果は、「禁止されるほどやってみたくなってしまう心理現象」のことです。

「これ絶対に触っちゃだめだからね」と言われると、なぜか無性に触りたくなってしまいますよね。

「つるの恩返し」の「絶対に中を覗かないでくださいね」という言葉も、まさにカリギュラ効果と言えます。

ビジネスにおけるマーケティングでも、広告内容にカリギュラ効果を使って効果を上げたり、恋愛でも、意中の相手にわざと興味のないふりをすることで逆に関心を高めるのもカリギュラ効果が効いていると言えるのです。

③単純接触効果

単純接触効果は、「対象の人物と何度も接点を持つことで好意を持つようになる」という心理現象です。

ビジネスや恋愛において、関係性を深めたい人がいる場合、積極的に接点を持つようにするだけでどんどん関係性が深まっていくのです。

絶対に嫌われたくないから慎重に機を伺ってしまいがちですが、会話やボディータッチなどを積極的にした方が良いのです。

④ツァイガルニク効果

ツァイガルニク効果は、「物事を中断させておくと、達成した物事よりもよく覚えている」という心理現象です。

仕事においてキリの良いところまで作業をしてから休憩するのではなく、中途半端な状態で休憩に入った方が休憩後のパフォーマンスが上昇するのです。

ビジネスや恋愛にも応用できる優れた心理テクニックです。

⑤ウィンザー効果

ウィンザー効果は、「本人から言われるよりも、第三者から間接的に言われた方が信頼性が増す」という心理現象です。

例えば「Aさんがあなたのこと優しいって言ってたよ」というように、Aさん本人ではない第三者が伝えることで、言われた側はAさんのことに好意を抱く確率が高くなるのです。

あまりに露骨な使い方は逆効果になるので、あくまでもさりげなく使うのがポイントです。

⑥アンカリング効果

アンカリング効果は、「最初に提示された数字を無意識に基準にしてしまう」心理現象です。

例えば、「定価200,000円のノートPCが今なら120,000円」というPOPを見ると、非常にお買い得だと感じてしまいますよね。

これがまさにアンカリング効果で、人は最初に提示された数字を基準にしてしまうものなのです。

⑦おとり効果

おとり効果は、「明らかに選ばれない選択肢を混ぜることで意思決定を誘導させる」心理テクニックです。

このテクニックを使えば、ビジネスはもちろん、恋愛も有利に進めることができます。

⑧ピグマリオン効果

ピグマリオン効果は、「人は期待されるといつも以上の力を発揮する」という心理現象です。

人から期待されると、なんだか自分に価値があるんだと嬉しくなったりしますよね。

このピグマリオン効果は特に子供を持つ親や、部下を束ねる上司にピッタリな心理テクニックと言えるでしょう。

まとめ

今回は、心理学を用いたテクニックについて解説してきました。

心理学を本格的に習得するには、かなりの努力と時間が必要ですが、自分の生活環境下で使えそうな心理テクニックだけでも少しずつ覚えるだけでも幸福度を高めることができるのです。

ぜひ明日からでも、今回解説したような心理テクニックを覚えてみてはいかがでしょうか?