子育てに悩んだら心理学を使って上手に子供をしつけしよう

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子育ては仕事よりも難しいなんて言う人もいるくらい、親として子供に教育やしつけを行い、立派な大人に育てていくのは難しいものです。

「子育てが嫌になってしまったことが一度はある」という親御さんも多いのではないでしょうか?

なぜ子育ての悩みは尽きないのか?

それは、人間が幸福だと感じる要因にもなっている「コントロール感」が得られないからなのです。

この記事では、そんな「子育てに悩んだ時に使える心理学の知識」について解説していきたいと思います。

人間はコントロールできていることで幸福感を得る生き物

例えばゲームをしていたとして、自分が使っているコントローラーの調子が悪く、ボタンを押しても反応しなかったりすると、非常にストレスを感じますよね。

また、人生においても、自分の思い描いたような人生を歩めないとストレスを感じるものです。

どんな場面においても、「コントロールできている」と感じると、人間は幸福感を感じることができるのです。

それでは、子育てはどうか?

乳児期には夜泣きや授乳、オムツ替えなど、すべて親自身では決めることができないイレギュラーばかりです。

幼児期になると、活発に動き回ったり物を触ったりするようになるので、買い物も大変ですし、おもちゃが欲しいと駄々をこねる時もあるでしょう。

小学生以降になると、自我が目覚め親に反抗したり、自分の意見や考えを押し通すこともあるでしょう。

そう、子供をコントロールすることは、「難易度が非常に高い」ゆえに、コントロール感が失われ、幸福度が低くなってしまうものなのです。

子供を変えるにはまず自分を変える

子育てによる親のイライラは、子供にとっても悪影響となり、子供が更に言うことを聞かなくなる。そして更に親がイライラするというように負のスパイラルに陥ってしまいます。

そして、親の言うことをよく聞く子供に育てるだけでもいけません。

子供に「意志力(WILL POWER)」を付けさせることができなければ、子供が成人した後に自分自身で人生を切り開いていくことができなくなってしまいます。

しっかりと子供に意志力を付けさせながらも、子供をコントロールしていくのにとても重要なのが、「親自身が変わる」ということ。

なぜならば、子供は親の行動に強い影響を受けるものだからです。

心理学でいうところの「ミラーニューロン」という心理現象で、「他者の行動を見ていることで、自分もその行動をしているかのように脳の神経(ミラーニューロン)が反応する」のです。

「子は親を見て育つ」「子は親を映す鏡」などという言葉がまさにその真理と言えます。

「まず親自身が変わる」ことで、「子供をコントロールしやすくする」のです。

子育てに使える心理学テクニック

前記したように、子供を上手にコントロールして、イライラしない為には「ミラーニューロン」という心理現象を上手に使う(親がまず変わる)ことが重要です。

また、子育てで使える心理学を応用したテクニックはその他にもいくつかありますが、ここでは効果の高い2つの心理テクニックを解説しましょう。

・メラビアンの法則

メラビアンの法則とは、コミュニケーションを取る際に、言語情報7%、聴覚情報38%、視覚情報55%という割合で影響を受けるといもの。

例えば宿題が早めに終わった子供に対して、「頑張ったね」と声をかけるだけでは、あまり感情が伝わりません。

子供の目を見て、にこやかに「頑張ったね」と言うことで、子供のやる気を最大限に引き出すのです。

・ウィンザー効果

ウィンザー効果とは、第三者が言っていることの方が信頼性増すという心理現象です。

例えば、「パパが最近〇〇君がお片付け上手になったねって言ってたよ」とママから直接褒めるよりも、第三者であるパパの気持ちを伝えることで、より子供に好影響を与えることができるのです。

まとめ

今回は、子育てに悩んだ時に使える心理学の知識について解説してきました。

「子育てが上手くいかないな」「最近イライラしているな」と感じたら、子育ての方法を見直してみる必要があるかもしれません。

ミラーニューロンを上手に活用し、親自身の行動を変えてみたり、メラビアンの法則やウィンザー効果といった心理テクニックを積極的に使っていくことで、少しずつ子供をコントロールできるようになっていくはずです。

ぜひ今日からでも、ここで挙げた心理テクニックを使ってみてはいかがでしょうか?